マナーについて
ルールに違反さえしなければよいというのは、当会の方針に反します。
マナーを守って厳しい勝負を楽しんでください。
自分がされて不愉快なことは、相手にもしないでおきましょう。
歴史に育まれた囲碁特有の慣習を尊重しましょう。
悪い例に学ぶ、囲碁のマナー
相手が目の前にいないからこそ、自制心を持ち、マナーを意識しましょう。
囲碁は紳士のゲーム。マナーを守れない人は、その時点で負けなのです。
基本的なマナー
- 互い先、黒番の第一着手は、隅に打つなら「右上隅から」が一般の慣習です。
- 知らないままでは相手を不愉快にしかねません。
- 対局を申し込んだら席を離れない、組み合わさったらすぐ対局を始めましょう。
- 待たされる身になってください。
- どこに打つのもルール違反ではないと、粗雑な打ち方や、マネ碁などはやめましょう。
- 相手あっての囲碁です。ルールとともに敬意を忘れずに。
「形勢悪化や負け」にからむ、悪い例
- 形勢が不利になると、対局を放棄したり、回線やパソコンを切ってしまう。
- 潔く投了ボタンを押しましょう。
- 相手のミス(クリックミス、受け間違い、時間切れ等)を期待して打ち続ける。
- 相手の時間をムダにするより、潔く投了ボタンを押しましょう。
- 着手を講評したり、急かしたり、投了を催促したりして、相手の思考を乱す。
- これで形勢を持ち直しても、心から喜べないでしょう。
- 大差なのに最後まで粘り、突然投了する。いつ投了するのも自由と思っている。
- 打ち切ったら地を数え、結果が大差であれば不明を詫びるのが礼儀です。
- 負けたのに、勝ったような挨拶を送る(逆もあり)。
- 大人げない態度です。
- 終局処理中に手残りを発見したとき、自分に有利な処理をする。
- 気がひけるはずです。最後まで堂々と。
- 負けていそうなとき、面倒そうにダメ詰めを省略する。
- 境界は確定していても、ダメをキッチリ詰める人は好印象です。
- 死石をわざと洩らしたり、誤ったりして、相手の間違った判定同意を誘う。
- 最後まで堂々と、相手に敬意を払いましょう。